kokoro_blogの日記

心が疲れたときに読んでほしい話

幼少期-母の異変-

本日より、私の幼少期時代の出来事を綴ろうと思います。


※以下の内容は、幼少期の辛い体験を記しております。苦手な方はここで読むのをやめて下さいね(u_u)

また楽しいお話の時にお会いしましょう!















小学4年生のときでした。

こんな年齢で「家族とは何か?」

そんなことについて考える事になるとは

思いもしませんでした。


ある冬の夜、これまで不定期にあった両親の夫婦喧嘩がいつもとはどこか違っていました。


パリン!!!!!!


お皿が割れる音がして

慌てて向かうと、玄関で泣きながら笑みを浮かべる母と、怒りの表情で母を見つめる父の姿が…


「これでいいんでしょ!嫁入りで持ってきた大事なお皿、全部割ってやる!」


そう叫んでもう一枚の立派なお皿を床に叩きつける母。


「…そんな事をして気がすんだか。」


怒りと呆れた表情の父が母に言いました。


私と、3歳年下の弟は

その光景に驚くばかり。


「離婚してよ!もう死にたい」


そう言って家を出てしまった母。


独り言をブツブツと言いながら

やり場の無い怒りを、

ガシャーン!!!

とドアにぶつける父。


私はそれから弟を連れて

冬の真っ暗な街中を探しに出ます。